上手にお肌の汚れを落として清潔に
「乾燥肌・敏感肌」のケアに「清潔」は不可欠正しいケアを心がけて
お肌のケアには「清潔」が不可欠ですが、洗うことが刺激となるようでは本末転倒です。「刺激を抑えつつ、清潔を保つこと」がポイントになります。
お肌の汚れは乾燥・敏感肌の大敵
「乾燥肌・敏感肌」というのは、バリア機能が低下し、さまざまな刺激に敏感に反応してしまう肌のこと。カサカサになった角質の隙間からは汚れが侵入しやすく、かゆみを引き起こすことにも繋がります。
入浴時に気をつけたいこと
乾燥肌・敏感肌のケアでは、からだを清潔に保つことが大事。でも入浴時に熱いお湯につかったり、体をゴシゴシこすったりすると、新たな刺激となってしまいます。お湯はぬるめにして、体を洗うときはナイロンタオルやブラシは使わず、手で石鹸を泡立て、優しくなでるように洗いましょう。

入浴後は血行がよくなって急速にお肌が乾燥するため、激しいかゆみが起こりがちになります。柔軟剤で仕上げたやわらかなタオルを使い、こすらずに優しく水分をふき取ったら、クリームやローションなどですぐに肌を保湿しましょう。
衣類も清潔に
せっかく肌を清潔にしても、汚れの残った衣類を身につけていては意味がありません。清潔な衣類を身につけるよう心がけましょう。お洗濯の時には肌との摩擦を抑える効果の高い柔軟剤を使用するなど、ちょっとした工夫を取り入れてみるのも効果的です。
無理のない工夫を
日本皮膚科学会が策定した「アトピー性皮膚炎診療ガイドライン」で推奨されている生活指導をご紹介しましょう。

(1)入浴、シャワーにより皮膚を清潔に保つ
(2)室内を清潔に保ち、適温・適湿の環境を作る
(3)刺激の少ない衣服を着用する
(4)爪は短く切り、掻破による皮膚障害を避ける

ケアは長く続けていくことがたいせつです。まずは入浴やお洗濯の方法など、ふだんの生活の中に無理なく取り入れられる工夫から取り組んでみてください。

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